漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
一年前から生理出血量が極端に減り、ここ数か月は少量の不正出血が続いたりして、ちゃんと生理がきません。
婦人科クリニックで処方された薬を飲んだら一度だけ生理が来たのですが、その後、生理はやはり来ず、ずっとホルモン剤を飲むのも気が進まないと悩んでいました。
このまま閉経というのも受け入れられないと落ち込んだ様子です。
初めてのご相談時は、
少量の不正出血がだらだら続いて、下腹部の張りや浮腫み感、胸脇部のつかえ感もなかなかとれないというので、2種類の漢方薬をお勧めしました。
漢方を飲み始めて1週間後、
出血量も十分な生理があり、大喜び。身も心もスッキリした様子です。
その後も30~35日くらいの周期で生理がくるようになりました。
頃合いをみて漢方薬を1種類に減らしましたが、生理は順調とのことでした。
ある日、
ストレスや疲労が重なったためか、2か月ほど生理が来ないというので、また2種類に戻して服用開始し、すぐに生理周期は回復。
今はマイペースで、量を加減して漢方薬を続けていますが、体調もよく、生理も順調にきています。
初回ご相談時に、下腹部の張りや胸脇部のつかえ感が続いているというので、漢方薬で手助けすれば、すぐにリセットできるかもと直感しました。
漢方薬服用後わずか1週間でしっかりした生理がきて、生理周期のスイッチが入ったようです。
体力不足やストレスなどでわだかまっていると、体がリズムを取り戻そうとしているのに、なかなか動きだせないのです。これを長引かせるとますます動かなくなることもあります。
この女性は、ふだんから仕事の緊張やストレスもあるので、今も、漢方薬で補血理気活血対策を毎日少しずつ行い、良い状態をキープしていただいています。
年齢もプレ更年期などと言われるデリケートな時期ですが、漢方薬を活用して元気に過ごしてほしいですね。
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